GAKUSHUIN WOMEN’S COLLEGE
GAKUSHUIN WOMEN’S COLLEGE
「データサイエンス」×
「国際・学際」×「探究」で
予測困難な時代を生き抜く力を
育成します。
2023年度より開始
明治以来の学習院の
女子教育の長い伝統。
めまぐるしく移り変わる世の中を
見つめてきました。
短期大学から4年制大学への転換と
国際文化交流学部の新設。
グローバル化の進展を見据え、
早くから教育の国際化の推進に
取り組んできました。
そして、いま
学習院女子大学の教育は、
新たなステージへ。
データサイエンス×
国際・学際×探究で
予測困難な時代を
生き抜く力を育成します。
データサイエンス・AIに関する理解が、文系・理系を問わず広く求められています。
本プログラムでは、データサイエンス・AIを学ぶことの楽しさを知り、理解を深め、使いこなすことのできる力を育成します。必要単位を修得すると、プログラム修了証が授与されます。
所属学科を問わず、自らの選択でより深く
データサイエンス教育プログラム専門科目は、自由選択科目です(卒業に必要な134単位に含まれます)。
文部科学省(MDASH Literacy)
認定申請予定
卒業時に必要な単位を満した方に修了証が授与されます。2022年度以前入学者も、必要単位を満たせばプログラムの修了が認められます。
INTERVIEW
教授インタビュー
丸山 信人 教授
専門:社会情報学、メディア・コンテンツ、コミュニケーションAI
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学生インタビュー
科目群:
データサイエンス教育プログラム専門科目
科目名:
「データサイエンス・AI基礎」
「データサイエンス・AI演習」
白井 恵瑞
日本文化学科
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グローバル社会が抱える複雑化した多様な課題を、国際的かつ学際的な視点から考察していく力を育成します。海外とつながる授業科目や海外研修の増設、自治体と連携し具体的課題に国際的で学際的に取り組む科目などの新設により、本学が培ってきた国際性と学際性をより強化します。
韓国・誠信女子大学と
海外同時授業を開始
オンライン・オフライン上でつながり、両大学の学生が共同で取り組む「課題探求解決型」のアクティブ・ラーニング授業です。東アジア地域の文化、社会、言語、教育など様々な視点から学びを深めます。
タイ・ラオス研修
国際協力に興味のある方にオススメ。経済格差や貧困、日本の支援を現地で知ることを目的に、各国の協定校との交流や、大使館、JETRO、現地NGO等を訪問予定。
多文化学際科目Ⅱ
(日本研究のトピックス)
日本人が当たり前のように思っている「日本」について、本学の専任教員がそれぞれトピックを設定し、常識とは違う観点から学術的に掘り下げます。この授業で日本を再発見してください。
多文化学際科目Ⅲ
(地域活性化とSDGs)
SDGsの達成や地域活性化のためには社会格差、地球温暖化などの諸課題を統合的にとらえる必要があります。そのため本科目では、社会学、経済学、文化論などを横断的に学び、統合的アプローチの重要性を考えます。
INTERVIEW
教授インタビュー
羅 京洙 教授
専門:東アジア地域研究
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学生インタビュー
科目群:
多文化学際科目群
科目名:
「多文化学際科目群Ⅸ(東アジア地域)」
清水 来美
国際コミュニケーション学科
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それぞれの授業で探究的な学びを深めていきます。あわせて、学生自身の関心に応じて調査研究ができる、本学独自の授業科目「インディペンデント・スタディ」を新設します。学生自ら課題を設定し、調査する過程で得た経験は、就職時だけでなく、社会に出た後のキャリア形成にも活かすことができます。
国際・学際科目の履修
同科目の担当教員から
学際的指導チーム結成
チームで議論し、
現場でリサーチ
現場でのリサーチ経験を
職業選択、キャリア形成へ
本学の多様な資格課程の履修と
つなげることができます
各授業でより深い探究的な学びの実践
休暇期間が延長され海外留学や課外活動に挑戦しやすくなります
INTERVIEW
教授インタビュー
木村 直恵 教授
専門:日本近代史・文化史
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学生インタビュー
科目群:
社会演習科目群
科目名:
「インディペンデント・スタディ(課題研究)」
村松 真実
日本文化学科
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教授インタビュー
丸山 信人 教授専門:社会情報学、メディア・コンテンツ、コミュニケーションAI
丸山 信人 教授専門:社会情報学、メディア・コンテンツ、コミュニケーションAI
今まさに「データサイエンス・AI」の時代になっています。データサイエンスは、データ分析を通して、新しい価値やアイデアを創り出す学問です。本学では、これからの時代に向けて「データサイエンス教育プログラム」をスタートしています。
この授業で得られる知識・技能は、日常の学生生活はもちろん、社会の課題解決や、将来の企画やマーケティングなどにも必要なスキルです。また、スマホが皆さんの身近にあるように、近い将来、AIも皆さんのパートナーとして利用する時代がきます。その時に備えて、多様な授業でインプットを得て、データ分析やAIを使って、独自のアウトプットを創りだせるよう学べます。
本学では、日本の伝統文化から国際文化の科目まで、幅広いより多くのインプットを得ることができる特長があります。それと連動して、この最先端の「データサイエンス・AI」を学ぶことで、新しい価値を創りだす実践的な能力を身に付けることができます。また、このプログラムは、情報処理力だけではなく、皆さんの将来のために大切なスキルである情報編集力を身に付け、ご自身の新しい価値を探求し、独創的な個性を伸ばしていくことも目的としています。
掲載情報は取材時点のもの
学生インタビュー
白井 恵瑞日本文化学科
白井 恵瑞日本文化学科
この授業の魅力は、興味・関心に合わせてテーマを設定し、実践的に学べることです。文章から有益な情報を探し出す技術を学ぶ「テキストマイニング」の課題では、大好きなアニメの歴代オープニング曲をテキスト化し、テキストマイニングの手法で多く使われている単語を分析し、感情AIでどのような感情が多く盛り込まれているのかを調べました。授業を通して学んだのは、データ分析を通して現状や問題点について理解を深めることが、新しいアイデアの源になるということです。また、発想力も鍛えられ、より良い企画が立てられるようになりました。苦手意識があったパソコン操作に自信が持てるようになり、卒業後の進路としてIT企業やデジタル関連の仕事に興味が湧いたのも大きな変化です。この学びを生かして、説得力のある企画を提案できるようになりたいと思います。
掲載情報は取材時点のもの
教授インタビュー
羅 京洙 教授専門:東アジア地域研究
羅 京洙 教授専門:東アジア地域研究
韓国の協定校・誠信(ソンシン)女子大学と同時に授業を行い、リアルな韓国文化や社会、教育、歴史、政治、経済などを学習します。講義型ではなく、学生が問題意識を持って主体的に臨む「課題探求型」のアクティブ・ラーニングを徹底しているのは本授業の特徴です。授業はまず、両大学の学生がグループになって、提示された分野からテーマをひとつ選ぶことから始まります。その後、SNSなどを通じて、課題解決に向けて意見を交換しながらプレゼンテーションの準備をする、という流れで進めていきます。前半のテーマは、文化、社会、歴史、教育です。後半は前半とは違うメンバーとグループになって、政治、経済、歴史認識問題など少し難しい分野に取り組みレベルアップを図ります。誠信の学生は日本語が堪能で能力も高く、誠実です。海外の優秀な学生と学び合い、高め合ってほしいと思います。
掲載情報は取材時点のもの
学生インタビュー
清水 来美国際コミュニケーション学科
清水 来美国際コミュニケーション学科
日韓文化交流と学生主体の授業スタイルに興味を持ち、履修を決めました。私たちのグループが取り組んだのは、日韓の教育、コロナ禍の経済状況、家庭状況の比較です。以前、コロナ禍の韓国の経済状況を調べたとき、SNSやインターネット上で日本語で得られる韓国の情報は、かなり限られていると感じました。一方、この授業では、誠信の学生に直接教えてもらえるので、より詳細な情報を知ることができ、表に出る情報だけを信じてはいけないと実感しました。プレゼンテーションに向けてはSNSで連絡を取り合って、テーマを深掘りしていきました。この授業を通して身につけたのは、自分から発言したり行動したりする積極性と、「韓国の方はどう考えるのか」という視点です。この学びを活かして、グローバル人としての知見をより深めていきたいと思います。
掲載情報は取材時点のもの
教授インタビュー
木村 直恵 教授専門:日本近代史・文化史
木村 直恵 教授専門:日本近代史・文化史
「アカデミック・リサーチとキャリア教育の融合」を目標に掲げ、図書館を拠点に、データベース検索を含む学術的なリサーチ方法で、職業や職種、資格、業界などにアプローチしていきます。重視しているのは、テーマの決定からリサーチの進め方まで、学生自身が決めて取り組むプロセスです。その過程で、専門範囲が多彩な教員が学生のメンターとして関わるシステムを取り入れているのは、この授業のユニークな点です。学生は、教員に相談したり意見を求めたりすることで、関連学問分野について理解を深めながらリサーチを進めることができます。加えて、探求に必要な旅費を支給する「探求調査費」を設けて、学生をバックアップしているのも特長です。授業を通して身につけた本格的なリサーチ力は、社会でも生かすことができるでしょう。また、将来の職業選択やキャリア形成にも役立つと考えています。
掲載情報は取材時点のもの
学生インタビュー
村松 真実日本文化学科
村松 真実日本文化学科
私が研究テーマに選んだのは、「博学連携」です。これまで、文献情報を調べるときは限られたサイトを使っていましたが、この授業で図書館の情報収集ツールを活用してさまざまな方法でリサーチすることで、いろいろな角度から多くの資料を探し出せることが分かりました。授業を通して培ったリサーチ力を、卒業論文に取り組む際に生かしたいと思います。また、自分で設定した課題を探求することで、一人で問題を発見して研究を進める力、プレゼンテーション力を身につけることができました。大学卒業後は、地元に戻って就職したいと考えています。リサーチを通して、地元が抱える問題の大きさを理解する一方で、地元の新たな魅力を再発見できました。同時に別の進路も見え、選択肢が増えたのは大きな成果です。
掲載情報は取材時点のもの