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教員インタビュー 武井 彩佳先生


国際コミュニケーション学科

2022.08.10

ごきげんよう。学女PRアンバサダーです。
突然ですが、学習院女子大学には40人を超える専任の先生が所属しているのを皆さんはご存知でしょうか?
しかも、同じ大学、同じ学科なのに、まったく異なる専門分野の先生たちが集まっているのが学女の特徴です。

受験生やこれから入学を控えている方のために、それぞれの先生が、どんな人で何を専門にしているのか、普段の授業では知ることのできない人柄もたっぷり紹介すべく、教員インタビューを実施していきます。

今回は第一弾として、国際コミュニケーション学科の武井 彩佳先生をご紹介します。

語ってくれた人

国際コミュニケーション学科

武井 彩佳先生

早稲田大学 第一文学部 史学科卒業、同大学より文学博士取得。2007年より学習院女子大学に着任、2022年現在 教授。
専門分野はドイツ現代史、ユダヤ史、エスニシティ研究。

プロフィール

アンバサダーがインタビューで深堀りした、HPには載っていないプロフィールはこちら!

ゼミ生アンケート

武井先生のゼミ生に、質問してみました。

非常にアクティブで格好いい先生像が伝わりましたか?
ここからは、これまでの人生や研究のきっかけ、ゼミで何が勉強できるのか等々、インタビューした内容をお届けします。

先生のこれまでの人生

─武井先生の幼少期から学生時代について、教えてください。

〜幼少期〜

父親は哲学者で、いつも下駄を履いているような近所でも有名な”変人”でした。
その影響もあってか、図書館に毎日行き、地元の図書館の全部の本を読み切るくらい文章を読んでいて、小説家になりたいと思っていました。

〜中高生〜

忙しいけど楽しく過ごしていました。言葉を操って書いたり読んだりすることが好きで、いまだに文章を書くことは苦にならないです。

〜大学生〜

大学1年生の頃は自分に自信が持てず、暗い時期でした。
なんとか変わりたいという思いで、アメリカへ留学をすることに。
留学後は性格が激変して積極的に行動できるようになり、バックパッカーとして一人旅をするようになりました。
アフリカ・アラスカ・シベリア横断を経て、面白いことやモノや人との出会いを通して限界をも乗り越えるメンタルが得られました。

研究・専門分野について

─ 武井先生はなぜ研究者の道へ進まれたのですか?

もともとは、研究者ではなくジャーナリストになりたいと思っていました。しかし大学生のころに、新聞社へ入社した友人の多忙な様子を目の当たりにしたことで後ずさり。学問へのさらなる達成感を求めて大学院へ進学しました。その後も専門分野の学問を続け、研究者の道へ進みました。

─武井先生がドイツ現代史、ユダヤ現代史に興味を持たれたきっかけを教えてください。

小学生の頃、『ベルサイユのばら』の作者である池田理代子さんによって描かれた『オルフェウスの窓』を読み、ヨーロッパに興味を持ちました。この漫画は20世紀初頭のヨーロッパの様子がよく描かれており、ロシア革命やヨーロッパ関連の歴史がベースとなっています。その中にロシア革命時期のドイツに関する話があり、そこからドイツの歴史にも興味を持ちました。そのため大学は史学科で学びます。

大学3年生の時にアウシュヴィッツ収容所を訪れたことは、ユダヤ史を研究するきっかけとなりました。シベリア鉄道で極東からヨーロッパまで抜けていき、ポーランドのアウシュヴィッツ収容所を訪問しました。
その際、想定していたよりも感動をしていない自分にショックを受けました。昔の出来事は想像できないため、体験者でない限り歴史は学ばないと知ることはない。また、学んだことは実際に起きたことと同じではないと感じました。 ホロコーストとは実際何だったのか、またヨーロッパ社会はそれとどう向き合ってきたのかについて興味を持ったために、ユダヤ史を研究し続けています。

授業について

─ 現在教えている授業、ゼミの内容は?

1~2年生の基礎演習では主に、〈人種主義がどのようにして起こったのか〉という問いから始まり、人種主義に関する幅広い事例を基礎的に学習していきます。その後3年生から履修が可能なヨーロッパ政治史では、主にホロコーストや人種主義の歴史についてより深いレベルで学習、考察していきます。

また2021年度からゼミでは、新たな試みとしてジェンダーをテーマに取り上げています。ジェンダーの定義や現代日本が抱える女性の雇用問題についてテキストを基に発表・意見交換を通じて理解を深めるのが狙いです。女子大という環境を活かした授業になればと思っています。

─ 基礎演習やゼミでは、発表・発言の機会が多いので、先生との対話を通して高度な学びを得ることができますね。

─歴史を学ぶ意味とは、何でしょうか?歴史が苦手な受験生は少なくないと思います。

現在自分がここにいるまでに経てきた歴史を通して、社会や、日常、常識などの認識が存在しています。そのため、今日に至るまでの歴史を学ぶことで、今の自分の在り様と、これからどうするべきかを客観的に理解することができるので、歴史を学ぶことは非常に重要だと思いますね。

─最後に、受験生・入学予定者の皆さんへメッセージをお願いします。

大学生や20代前半は全ての可能性が開かれている時期です。なので、そのことを意識して、自分が知っている場所に安住せず、360度、様々な方向を試してほしいです。

今までの自分の人生を振り返ると、関心のあることに貪欲に生きてきたと思います。努力をすることで、その後立っている場所へと繋がると思うので、少しでも気になることがあるならぜひトライしてください!

この記事を書いた人

国際コミュニケーション学科4年

すみれ

パン屋でアルバイトをしています。
都内で一人暮らし中。
写真を撮ることが好きです。

日本文化学科3年

はな

高校での海外留学で異国の人々と話をするうちに、日本の文化について更に学びたいと思い、学女に入学しました。
カメラ屋でアルバイトをしています。


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