大学生の1日 オンライン授業編(後編)
受験
2021.10.25
2021.10.25
はじめまして。私は国際コミュニケーション学科の2年生です。私は、地元が鹿児島県にあります。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を防ぐために、1年生の秋学期から2年生の春学期までを地元からオンライン授業で受講いたしました。
私のような学生はほんの少しかほとんどいらっしゃらないかとは思いますが、オンライン授業中心の1日の過ごし方をお伝えします。
この記事を書いた人
国際コミュニケーション学科2年
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趣味はお菓子作りや野球観戦で、バスケットボールも大好きです。
前編では、授業のこと、友達とのつながり方をお話しました。後編では、土日の過ごし方をご紹介します。
4. 土日の過ごしかた
私は土曜日に授業があるので日曜日のみが休日になります。
土曜日の過ごし方
大体1限目から授業があることがほとんどなので、9時までに授業の準備を済ませておきます。平日と異なり土曜日の朝は家族がいることも多いので、少し早起きして散歩したりランニングしたりしてから、受講することもあります。土曜日の朝の時間が私は好きです。
終業後は、友人と会ったり、家族と買い物に行ったり、自分の趣味などに時間を使います。
今までは気づかなかった地元の魅力に気づくことができました。カフェ巡りをしたり、歴史的な場所を訪れたり、自然に癒されたりします。
地元の歴史的名所を訪れた際の写真
大学の友人と通話しながら共に課題に取り組むこともあります。趣味である料理やお菓子作りの時間も私を幸せにしてくれますが、K-POPアイドルが好きなので、彼らのステージの動画を見たり、アニメ鑑賞をしたりすることでも日々の疲れを癒しています。また、家族に料理を振る舞ったりお弁当を作ったりする機会も多くなりました。
自宅でお菓子を楽しんでいます
日曜日の過ごし方
日曜日は、私にとって唯一の休日なので貴重な1日です。
私には高校生の妹と弟がいるので弟妹の試合観戦に両親と行くことがほとんどです。
弟の試合観戦
一見疲れるスケジュールに感じられるかもしれませんが、日々一人でパソコンに向かい授業を受けている私にとっては限られた楽しみの一部です。切磋琢磨している妹や弟を見ていると、私も頑張ろうと思えます。
最近では、オンライン授業を選択したことで作った時間を活用して、地元で成人式の前撮りを家族全員で行うことができました。
5. 最後に
私は約1年間オンライン授業という形式により地元に残って生活してきました。やはり、対面授業での受講が一番望ましいと考えております。しかしながら、地元での制限された生活の中でも有意義に生活できるように過ごしてきました。それらは家族の存在があってこそだと考えています。この1年半、家族のありがたさを実感することばかりです。限られたこの時間を大切に過ごしていきたいです。
1年生の時は 大学がオンライン中心に授業を行う決定をしました。上京の準備をして不安と期待を胸にしていた矢先、地元に残らなくてはならないと決まったのですが、心のどこかで安堵していた自分がいました。
しかし、次第に4年間しかない大学生活のうち約半分も鹿児島で過ごして良いものか、キャンパスに入ったこともないまま時間だけが経過していくのにこのままで良いのかなど、焦燥と不安に駆り立てられるようになっていきました。
地元で上京できない悔しさを感じながら生活する中、自分の中で「オンライン授業で地元に残るからこそできることをしよう」、「上京はできなかったけれど、自分にとって有益な時間だったと思えるように生活しよう」と決めてからは、有意義な時間を過ごせてきたと思っています。
新型コロナウイルスの感染拡大はいつ収束するかわからないですが、自分にできる最善の行いを大学生活の中でしていきたいです。
地方から入学した先輩の、貴重な学生生活紹介でした。
学習院女子大学では、原則として授業は対面で実施し、希望者は遠隔で授業を受けられる制度を設けています(2021年9月現在)。最新情報は、大学公式ウェブサイトに随時更新されるのでチェックしてみてください。
受験・入学を控えている高校生にとって、大学に進学後の先行きが見えなくて不安も多いだろうと思います。
先が見えなくて不安に思ったら、遠方からも参加できるオンライン入試相談を活用してみたり、お友達やご家族とお話して息抜きをしてくださいね。(オンライン入試相談では、「コロナ禍での授業はどうしているの?」など入学後に関する質問にもお答えしています。)
限られた時間を工夫して過ごしている先輩たちは沢山いるので、このブログの記事が少しでも皆さんの励みや希望になることを願っています。多くの教職員と先輩たちが皆さんと会えることを楽しみにしています!