【入試体験談】学校推薦型選抜B(公募制)小論文
受験
2020.10.17
2020.10.17
ごきげんよう。学女PRアンバサダーを務めております、日本文化学科4年の吉田と同じく2年の香川です。 今回のテーマは公募制推薦の〈小論文〉についてです。内容から対策まで、いろいろお話してまいりますので、ぜひ最後までご覧ください♪
この記事を書いた人
日本文化学科4年
吉田
東京都出身。弓道サークル所属。高校時代は生徒会や茶華道部に所属していました。理系の高校だったこともあり、ジャガイモのソラニンという毒素について研究していました! おすすめの授業は「社会言語学II」です。言葉という身近な部分から日本や世界の社会構造を考えさせられる良い授業だったなと思います。現在は、ゼミに所属し心理学系の卒業論文を執筆しています。
日本文化学科2年
香川
神奈川県出身。はたおり部所属。高校時代は百人一首のゼミに所属しており、他にもいろいろな実行委員会に参加していました! おすすめの授業は伝統文化演習の「香道」と、近代日本の音楽について学べる「形象文化論(芸術交流論)」です♪
※本記事の内容は、過去の情報に基づき書かれており、今年度の入学選抜の内容を保証するものではございません。その点に留意してご覧ください。
小論文はどのような内容でしたか?
吉田 これ、毎年テーマがかなり違うみたいですよね。私のときはたしか霊長類の話でした!
香川 霊長類⁉︎ いったいどんなお話だったんでしょう。私のときは「自分の中に歴史を読む」という作品からの出題でした。
吉田 自己のアイデンティティの形成に関するテーマの年もあったそうですし、本当にさまざまなようですよね! 日本文化学科と国際コミュニケーション学科で共通で…、文章の量としては、A4の見開き1ページ分くらいでしたっけ?
香川 そうそう、そうでした‼︎ 本文に傍線が引かれているところがあって、そこについての考えを400~600字で述べよ、というような! 要約もあったので、書いた文字数としては全体で800字くらいでしょうか。これも年によって違ったりとか…?
吉田 どうでしょうね? 今年度どうなるかはわかりませんが、過去問を見る限り字数や構成については、ずっと同じようですね。
対策は何をしましたか?
吉田 小論文の参考書をもとに、記載されていた他大学の過去問などを解き、書いたものを高校の国語の先生に見ていただいていました。
香川 あ、私も小論文の参考書は何冊か読みましたよ。でも、やっぱり過去の問題の傾向が年によってかなり違うので、対策もなかなか難しかったですよね!
吉田 そうですね‼︎ だから、とりあえず小論文に慣れるということがいちばんかもしれません。対策としていろいろな大学の過去問を解いてみた、という人は多いようですよ。
香川 学習院女子大学の小論文試験は、まず長文を読むというものですから、文を読むことに慣れるというのも大切ですよね。たとえば、耳にしたものだと…新聞を毎日読んだり、インターネットのニュースをチェックしたりとか!
吉田 参考になると思った記事をスクラップしたという話も聞きましたね。私も図書室にある新聞を読んだりしていました。面接対策にもなりそうですよね。
香川 確かに‼︎ 異文化に関する文献を読んだという人もいましたが、それも小論文の対策ということばかりではなく、他の面でも役に立つことだという気がします!
吉田 自分でただ読んだり書いたりするだけでなく、高校の先生など第三者に添削をお願いする、というのも重要ですよね! 私も高校生の時には、友人と小論文の添削をし合ったことがあります。オンライン添削のような通信教育を受講していた人もいたようですよ。
書くのが苦手な人はどうしたら良いですか?
香川 これはもう「練習あるのみ!」としか申し上げられないかも。自分で題材を探したり、誰かにテーマを出してもらって、書いてみたものを週に1度でも高校の先生などに添削していただくと良いかもしれません。
吉田 第三者に添削してもらうというのは本当に重要だと聞きますね。それからやはり、書く練習と読む練習‼︎ きれいな文章を書くためには、文学作品を読むのも良いと思います!
香川 なるほどなるほど! 文章を読むことに慣れれば、自然に書くこともできるようになるとも聞きますものね。小論文の力に加え、現代文のテストの点数もぐんぐん上がっていくのだとか! 新聞の天声人語などおすすめだと耳にしますけど、吉田さんのおすすめは?
吉田 太宰治の短編です! 短編ですから、本嫌いの人にもいいかもしれません。小論文に関する本を一冊熟読すると良いと教えてくれた人もいましたよ。とにかく様々な分野についての小論文問題をたくさん書くのが良いようです。
香川 そして必ず第三者に添削してもらう?
吉田 そうです! 自分だけだとクセに気づけないこともありますから。あとは文章を書くことに苦手意識を持たないようにすることが肝心です。