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学女生の1日(日本文化学科編)


キャンパス

日本文化学科

2020.12.10

2020.12.10

ごきげんよう。
今回の記事では、日本文化学科(以下:日文)に所属する学生の1日の過ごし方について特集して参ります。日文ならではの授業や、異文化との関わり方、お洒落な放課後の過ごし方をぜひご覧ください。

※以下の内容は、コロナ禍以前の経験に基づき記載している情報や写真がございます。その点に留意してご覧くださいますようお願いいたします。

まずは、日文の授業から紹介していきます。今回は、1年生の時間割を取り上げたいと思います。

日本文化学科の授業について

時間割の一例

英語

英語の授業は入学後にTOEICを学内で受験し、TOEICのスコアごとにクラスが分けられます。中学高校の英語の授業では、主に文法や単語を習っていましたが、大学では中学高校で蓄えた知識を生かして、日常会話で使える表現やイディオムを学びます。

READINGの授業では、scanningやskimmingという長文問題を簡単に解くための英語のテクニックについて学びました。とても便利なテクニックなのですが、難しいので習得にはまだ時間が掛かりそうです。
一見大学の英語の授業は難しそうに見えますが、予習や復習をしっかり行えば、先生も丁寧に教えて下さるので安心して授業が受けられます。

LISTENINGの授業では、英語の発音記号やアクセントについて学び、高校とは違う大学ならではの専門的なことを学習しました。
私が特にLISTENINGの授業の中で印象に残ったのは「catenation」です。「catenation」とは単語の語尾が子音で、次の単語の語頭が母音だった場合、子音と母音が繋がって発音されます。
この他にも「elision」や「assimilation」などを学び、以前よりリスニングの問題を聞き取れるようになった気がします。

基礎演習

日本文化基礎演習は、心理学や百人一首など様々な種類の講義が選択できます。私は食文化についての講義を受講しました。この講義を通して各国の主食や行事食は、気候、風土、宗教や国の歴史が大きく関係していると知ることが出来ました。また味、香り、食感の3つの観点からバニラアイスに合う調味料を見つけるという、官能評価も行いました。(官能評価とは、人の感覚の視覚、聴覚、味覚などを使って食品や香料などの特性を評価することです。)

その他おすすめの授業

有職故実

学女には、「伝統文化演習」という、体験型の授業があります。中でもおすすめが、実際に十二単を着られる「有職故実」です。

4人1組のチームとなり、3人で1人を着付けていきます。
着付けていく際は、着る方がなるべく負担にならない様に、着付け役が配慮します。

全部で14回の授業があり、袴、単衣、唐衣、裳などの着付けや扇子の持たせ方を、それぞれ数回に分けて練習していきます。覚えることが多く最初は大変ですが、完成した時の達成感は忘れられません。

人生で十二単を着られる機会なんて滅多にないことなので、本当に貴重な経験をさせて頂きました。また、着付けの中で求められるしなやかな動作や、感謝の意をお伝えするという、日本人女性としてのあり方も学ぶことができました。
伝統文化演習は所属する学科に関係なく、受講することができます。

続いては、憧れのリゾート地、ハワイに関する授業です。

フラダンス

学女では、体育系の授業も充実しています。「フラダンス」の授業では、花柄のスカートや髪飾りを身に纏い、基本的な動きを学んでいきます。

フラダンスは、手の動きで歌詞を表現しているので、踊りながら振り付けの意味を学ぶこともできます。
意味を理解すると、ハワイに訪れた際に、一層フラダンスを楽しめるようになりますよ。

ハワイアンな音楽に合わせて、ゆったりと練習できるので、「運動には自信ないなぁ…」という方でも、十分楽しむことができます。
衣装や髪飾りも毎回お借りできたので、特別費用がかかりませんでした。

授業についで、気になるのが休み時間の過ごし方だと思います。学女生は、どのような過ごし方をしているのでしょうか?
高校生の時の過ごし方とは、大きく違うかもしれません。

休み時間の過ごし方

大学では、自分で時間割を組めるため、1コマ分の空き時間を作ることもできます。この時間を、私たちは「空きコマ」と呼び、様々な過ごし方をして時間を有効活用しています。

今回は、中庭での過ごし方を取り上げたいと思います。校舎に囲まれた空間のため、いつも沢山の学生が行き交います。
春には桜が満開に、夏には涼しい木陰になるなど、季節によって違った景色を見せてくれるところも、素敵なポイントの一つです。

学女生は学科、学年の距離が近く、とても仲が良いです。そのため、特に約束したりせず、たまたまそこにいた人たちで集まってお喋りを楽しんでいることがよくあります。

留学生とお話しできるチャンスもあるので、自分の英語力を試せる機会になるかもしれません。

一番ゆったりできる時間は、50分間あるお昼休みです。

学食も充実しており、日替わりで食べられる定食もあります。女性に優しい低カロリーの油が使用されていたり、バランスも整っているので、とても健康的かつ美味しく食べられます。

お昼休みは、皆の笑顔が集う最高の憩いの場です。皆とお話しすると、「午後の授業も頑張ろう」と気持ちを切り替えられます。

大学では、授業が午前中のみの学生もいます。授業が終わった後、すぐに部活動に向かったり、帰宅して勉強したりすることだけが、大学生の放課後の過ごし方ではありません。 実際の過ごし方を見て行きましょう。

放課後の過ごし方〜大学祭実行委員編〜

学習院女子大学では、毎年10月に和祭(やわらぎさい)という大学祭を開催しています。

和祭実行委員会には、現在196名所属しており、部署と呼ばれるグループに分かれて活動しています。(渉外、広報、装飾、会計、施設、環境、協賛、各イベントの担当等、現在13部署)※2020年9月現在の情報です。

夏休み明けから放課後も和祭の準備を行っています。
私が所属する部署では、ステージイベントで使用する小道具、音響の作成、イベントのリハーサルを行いました。 準備等を通して、部署のメンバーとの仲も深まり、準備の後一緒に夜ご飯を食べに行く日もあります。

放課後の過ごし方〜アルバイト編〜

新型コロナウイルスの流行以前は、放課後は学女の友達と夜ご飯を食べに行ったり、アルバイトに直行していました!これらの様子についてご紹介します。

お友達との放課後の様子… 学女の最寄り駅(西早稲田駅)からは副都心線で新宿や表参道などへ行くことができるので、私はお友達と新宿や渋谷、表参道で夜ご飯を食べてから、カフェでのおしゃべりをよくしていました。

ある日の放課後のご飯会

アルバイトについて… カフェのアルバイトと塾講師をしています。カフェでは同年代の仲間たちと楽しくアルバイトしています。このアルバイトがきっかけでラテアートに興味を持ちました!

練習中のラテアート

塾では、英語をメインで教えています。担当していた生徒が定期試験で大幅に点数アップしたことや志望校に合格したことなど、やりがいが沢山あって楽しいです!

カフェと塾のアルバイトを合わせて、週3〜4日くらいで働いています。
シフトは主に授業のない日や、授業の少ない日に入れていて、課題が多く出るような学期の中間や、学期末のテスト期間にはシフトを減らすなどの調節もしています!
そのおかげで授業とアルバイトは、上手く両立できています。


いかがでしたでしょうか。少しでも、皆様に学女の魅力が伝わりましたら幸いです。来年の春、赤門をくぐった先で、皆様とお会いできる日を、楽しみにしております。

他の記事で、他学科の授業や海外研修を取り上げる予定ですので、 そちらもぜひご覧ください。

この記事を書いた人

日本文化学科4年

りいな

出身:愛知県
親戚が東京に住んでおり、東京の大学に進学することが夢でした。大学では「今しかできないことを楽しむ」をモットーに、部活動や留学、大学祭実行委員、教員免許取得など、大学生だからこそ経験できることに日々取り組んでおります。
ディズニーが大好きなので、放課後に友人と行くこともあります。

日本文化学科3年

こはる

出身:埼玉県
高校時代は、テニス部に所属していました。
現在は、映画鑑賞にハマっています。

国際コミュニケーション学科3年

なお

出身:東京都
少人数で静かな雰囲気に憧れて学女に入学しました!
現在は韓国語と英語の勉強に励んでおります!
趣味はカフェ巡りです(╹◡╹)♡

日本文化学科1年

実侑

出身:東京都
高校時代は陸上部に所属していました。
趣味は友達と遊んだり、音楽を聴いたりすることです。
音楽は特にUNIONEとDa-iCEが好きです。


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